【レポート】アイルランド観光の定番!世界遺産ニューグレンジ&タラの丘一日ツアー①
みなさま、初めまして!
ジャパン・アイルランド・トラベルで働き始めたばかりのMikiと申します。
先日、ダブリン近郊を回る当社の一番人気ツアー「世界遺産ニューグレンジ&タラの丘ツアー」に参加してきました!
アイルランド初心者目線から、ツアーをレポートしていきたいと思います(^-^)/
まず、ニューグレンジ&タラの丘とはいったい何なのでしょうか?
Wikipedia先生に聞いてみました。
ニューグレンジ (👑世界遺産)
アイルランド・ミース州のブルー・ナ・ボーニャ遺跡群にある羨道墳(古墳)の1つ。世界的にも有名な先史時代の遺跡の1つであり、アイルランド島で最も有名な先史時代の遺跡である。1年で最も日が短い冬至の明け方、太陽光が長い羨道に真っ直ぐ入射し、部屋の床を短時間だけ照らすように建設されている。(wikipedia)
タラの丘 (Hill of Tara)
アイルランドのミース州ナヴァンの12km南方にある丘陵。アイルランドにおける伝説上の上王たちの国が存在した地として知られる。(wikipedia)
古墳…
つまり、
日本でいうコレですね?!
何となく想像がつきました。
ただし、日本の古墳は紀元5世紀ごろに作られたものが殆どですが、ニューグレンジは紀元前2900年~3100年ごろに建設されたものなので、古墳としては3,500年ほども「先輩」にあたります。
つまり、5,000年前のお墓。
世界遺産にも登録されたアイルランドの古墳はどんなものなのか、ワクワクしてきました!
駐車場で車を降りて、歩きとバスでニューグレンジ前まで向かいます。
左側に小さく羊の群れが



見えてきました、ニューグレンジ!
幅76メートル、高さ12メートルもある大きな塚です。
内部からは5人分の人骨が装飾品等と共に発見されたため、当時の有力者の墓とみなされています。
ちなみにニューグレンジのすぐ近くに、数歩も歩けば回れるほどの小さな盛塚がありますが、そちらからは200人分もの人骨が見つかっています。おそらく一般人用のお墓だったのでしょう。
これだけの大きい塚にたった5人だけ埋葬されていたのは、明確な身分階級が5,000年前のアイルランドに存在したことを表しています。

ところどころに色の違う石が使われていて、ドットみたいに見えるのが可愛らしい✨
こちらが出入口。
この渦巻き模様はニューグレンジ内部や近隣の古墳からも見つかっていますが、どのような意味があるのかははっきりしていません。
出入口上部のルーフボックスからは冬至になるとちょうど朝日が内部の長い通路に差し込み、光の道ができるよう造られています。
内部は撮影禁止でした。
入口からは細長い通路になっており、奥のドーム状の丸い空間に続いています。
外見に対して、内部はとても小さくて狭いです!訪問される際は頭をぶつけないようにお気を付けください(笑)
内部は岩を積み重ねて造られており、奥のドームは天井の中心からバラの花のように円を描いて岩が重ねられています。
岩の様々なところに渦巻き模様や三角▲、ダイヤ♦などの模様が彫られており、特別な空間にすっかり魅入ってしまいました✨
これが5,000年も崩れずに残っていたなんて。設計の巧みさにも驚かされます。
内部にあった▲や♦、🌀の模様は外の岩にも彫られています。
冬至の朝を再現するため、ガイドさんが内部の照明を落として朝日を模したライトをつけました。
光が通路とドームを照らし、光の道が作られます。
5000年前の人たちは、どのような思いで冬至を迎えていたのでしょうか。。
現在も冬至の日にニューグレンジで朝日を見るイベントが毎年行われていますが、毎年3万人もの応募者の中から、ニューグレンジ内部に入れるのは抽選で当たった10組20人のみ。
また雨や曇りになる年も多いので、冬至の朝日を見られるのはかなりラッキーな人ですね!
日本は地震があるので、5,000年も建築物が残ることはきっとないでしょう。
ヨーロッパは数百年前の石造りの建築物が多く残っていますし、地震の無い国の保存性の高さはちょっと羨ましい。
本当に素晴らしいニューグレンジ、アイルランドに来たら必見です!
レポート②に続きます👉 世界遺産ニューグレンジ&タラの丘一日ツアー②
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