アンジェラの灰
アンジェラの灰
1940年代リムリックの街を舞台に貧しい生活や兄弟の死などを乗り越えて逞しく生きる主人公フランク・マコートの成長を描いた作品。
ニューヨークで生まれたフランクは、父が定職に付けずに母の故郷でもあるアイルランドのリムリックに家族で移住してきます。アイルランドからアメリカへの移住の映画などは何本か観たことがありますが、その逆の形。
なぜ、アメリカからアイルランドに?
周囲の反応も冷たい中でも、何とか生活をしていく家族。
アイルランドでも定職に就くことができず、日雇いで稼いだわずかなお金もその日の内にパブで使ってしまう・・・。そんな父を見ながらも明るく優しい父との会話は一生忘れることのできない温かい思い出。
成長するにつれていつしか、アメリカに渡ることを夢見るようになる。
リメリックの街にある自由の女神像を見ながらその思いを日に日に強くしていくのであった。
厳しい生活環境の中でも、明るく生き抜いていく人たち。
子供たちには子供たちでコミュニティーがあり、それぞれがいろいろな想いを抱きながら成長していく。
初めは、アイルランドの辛い映画だと思っていましたが、夢を抱いて強く生きていく主人公や家族。
お金がが入るとすぐにパブにいってしまう父には、どうにかしようよと思いながら・・・も逞しく、温かい家族の絆に見終わったあとは、何かエネルギーを感じた作品でした。
リムリックの街は何度か訪れてはいますが、また違った気持ちで次回は訪れることになりそうです。
映画の中でもよく主人公が行き来するオコンネル通り。
映画に合わせたウォーキングツアーや主人公が通った学校もフランク・マコート ミュージアムとなっているとのこと。
映画を再確認してから行くと更に楽しめるでしょう!!
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