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〜ダブリン在住スタッフよりお届けする、アイルランド旅行&生活情報〜
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ダウンパトリック 第1弾

3月17日に迫ってきた2018年の聖パトリックス・デー。
今年はどんな祭典になるか?どこでお祭りに参加することになるか?楽しみです!!

今回はそんなパトリックス・デーに向けて行ってみたかった場所の一つにダウンパトリックを紹介します。
北アイルランドのダウン県に位置するこの街は、アイルランドの守護聖人が最初に布教活動を行った場所です。

まずは、聖パトリックの全てがわかる聖パトリック・センターへ。
ここでは、パトリックが何故、アイルランドへ来ることになってしまったのか?
脱出への経緯、想像を絶する旅、そして、何故再びアイルランドへ戻ってきたのかなどが映像を交えながら解説されていきます。

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16歳の時に誘拐されてしまい、アイルランドに奴隷として売られてしまったパトリックさん。
6年半の羊飼いとして働かされる生活の中、日々祈りを捧げていたそうです。
どんな気持ちで生活していたのでしょう・・・。

ある日、夢の中でお告げを聞いたパトリックさんは、そこから抜け出し200マイル(約322km)離れた海岸線へやってきます。そこは今のウォーターフォードだと言われています。
やっとの思いで辿り着いた海岸線。そして、無事にイギリスへ向かうための一艘の船に乗船することができたのでした。
ところが、その後もそう簡単には事は運びません。
3日間舟に揺られ辿り着いたのは今のウェールズもしくはスコットランド。そこから船員たちと共に28日間彷徨うことになるのです。砂漠の国を放浪したと語り継がれているのですが、イギリスにそのような場所がないために実際に、どこの海岸線にたどり着いたのかが特定できません。しかし、数年後には家族のもとに戻ることができたそうです。
そして、僧侶となるためにフランス(おそらく)に渡ったということです。


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ダウン大聖堂

そのパトリック・センターの裏手部分。小高い丘の上に聳え立つのが、ダウン大聖堂です。
この見事な大聖堂からはダウンパトリックの街を見下ろすことができ、いまでも聖人に見守られています。
そうです。ここには、聖パトリックのお墓があり、今もここに眠ってらっしゃるのです。
ツアーの中で何度となくお話してきたパトリックさんがここに・・・と思うと何とも感慨深いひと時でした。
巨大な花崗岩が置かれている埋葬地。
1900年代にたくさんの巡礼者がここを訪れました。中には強い信仰のためここを掘ろうとする巡礼者もいたそうで、それから守るために現在のように大きな石が置かれたようです。

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以前はこの場所に小さな修道院があり、ラウンドタワーと呼ばれる塔もあったそうです。しかし、1016年の落雷によって燃えてしまったという記述が残されています。その後、立て直された修道院も1541年、ヘンリー8世の修道院抑圧が進む中、廃墟とかしてしまい、その後1790年の再改築を待たねばなりませんでした。

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まだまだ魅力たっぷりのダウンパトリックに街。続きは第2弾をお待ちください。


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