タイタニック最後の寄港地、コーブ
こんにちは、ジャパン・アイルランド・トラベルの石本です。
若い年代の人にはいまいちピンとこないかもしれませんが、1997年なのでもう20年も前の映画なんですね(怖っ‼)、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが主演した映画、「タイタニック」で泣いた一人です。
映画は若い二人の身分違いの悲恋と、タイタニック号の悲劇を扱ったものでしたが、そのタイタニック号が1912年4月10日にイギリスのサウスハンプトンを出港したのち、大西洋に出る前に最後に寄港したのが今日ご紹介するコーヴ(当時はクイーンズタウンと呼ばれていました)です。
タイタニック博物館としてベルファストにあるものも有名ですが(こちらはまたの機会のご紹介します!)、このコーヴ(Co. Cobh)の町にも「タイタニック・エクスペリエンス」として訪れるべきアトラクションがあります。
乗船券を手に入れ、出港します!
中はガイドツアーで回るもので、この建物が実際に当時の乗船受付場所として使われていたと教えてもらったり、一等船室の乗客はこちらから、三等船室の乗客は違う入口を使っていたなどと聞いて、当時の階級制度をぼんやり想像してみたり。
ここから眺められる桟橋が当時からのものだと聞いて、思わずディカプリオ様を探してみたり(笑)
皆様もご存じの通り、タイタニック号はこのコーヴを出港したのち、4月15日に悲劇に見舞われるのですが、その最後の寄港地がここ、コーヴだと思うとそしてそれがまだたった100年ちょっと前の話だと思うと、なんとも考えるものがあります。
そして、最初にもらえる乗船券、実は名前が書いてありましてこのガイドツアーの最後に生還したか、残念ながら亡くなった乗客の方だったかが分かるように乗船名簿のようなものもあります。
実際に生きていた方たちと思うと、とても重みがありますね。
ちなみに、日本人もこのタイタニック号に乗船していたことはあまり知られていない事実で、細野正文さんとおっしゃる、音楽家、細野晴臣さんの祖父にあたる方だったとか。彼は無事生還されたのですが、「日本男児として生きて帰ってくるなど恥ずかしい」とかなり後世屈辱的な人生を送られたとか。
細野晴臣さんのおじい様とかいうエピソードを聞くと、ますますまだまだ「昔」の話でもないんだな~と思ってしまいます。
皆様も機会がありましたら、是非、このコーヴに足を運んでみてください。
残念ながら弊社でツアーのお取り扱いはございませんが、プライベートツアーとしてご案内は可能です。何名かが集まれば料金的にお得にもなりますので、ご興味のある方は是非、お問合せください。
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