国立考古学博物館
あるドラマの主人公が考古学部の面接で答えた一言が印象的でした・・・。
「インディージョーンズが好きだから・・・」
そんな言葉が関係してかしてないのか?
ダブリンの中で、大好きな場所の一つ。
国立考古学博物館 National Museum of Irelandから今日はお届けします。
大理石の円柱を持つ円形のエントランスが特徴的な考古学博物館は、1890年にレンスターハウスを挟んで国立図書館と左右対称に設計されました。
1階と2階にぎっしりと詰まったアイルランドの宝の数々。その発見された物たちから、その当時の息遣いが聞こえてきそう。1日あっても足りない・・・いや、どれだけ足を運べば足りるんだろうという空間の一つです。
そんな場所なので、このブログでも一回では伝えられません(笑)
何回かに分けてお届けしたいと思います。何回あれば足りるのでしょうか?(笑)
さてさて、前置きが長くなりました。
まずは、特にぎっしりと財宝の詰まったエリアから何と言っても8世紀のアーダの聖杯Ardagh Chalice
リメリックのアーダで発見された、ミサの際に用意される神に捧げるためのパンやワインを入れる精巧な聖杯。形としては基本的には後期ローマのテーブルウェアですが、作成方法は独特なアイリッシュ・スタイル
コングの十字架 Cross of Cong
12世紀
上王が身に着けていた本物の十字架の一部を大切に保管するために作られた。
メーヨー県にあるコング修道院にありました。オークと青銅で作られた見事な十字架にはクリスタルがはめ込まれ、その後ろには聖遺骨があったはず(現在は失われている)
タラのブローチTara Brooch
8世紀
スコットランド、アングロ・サクソン・イングランド、ジャーマニック・ヨーロッパ、そして、地中海エリアの影響がアイルランドの職人に新しい技術や芸術スタイルを吹き込んだ。
そのアイルランドの職人たちは、これらと後期ケルトの装飾とを混ぜ合わせて新しいスタイルを作っていきました。7~9世紀は、初期アイルランド芸術の黄金期と呼ばれている。その代表的なものの一つがタラのブローチである。
インディージョーンズも好きなTOMOでした。
ジャパン・アイルランド・トラベル
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