クーフリンの壁画
ケルト神話に登場する半神半人の英雄クーフリン(Cú Chulainn クーホリン、クーカランなどとも呼ばれる場合も)
ダブリンのGPO(中央郵便局)には、その銅像があるのは有名なのですが、その他にもダブリンにはクーフリンに関係する物語を描いたモザイク画があります。
名前の由来にもなった猛犬との戦いのシーン(クーフリンとはフリンの猛犬という意味)、
クーリーの牛争い、盟友フェルディアとの死闘、最後の死を遂げた様子、そしてコナートの女王メイヴなどが描かれています。
この場所はトニリティ大学にも近いのですが、大通りよりから目立たないところにあるため中々気づきにくい場所。駐車場の敷地に描かれているため車が止まっていると写真も撮りづらい場所です。(今回はうまく車を入れないように撮っているためのアングル)
場所はダブリンのナッソーストリートにあるキルケニーというお土産物屋さんの隣の駐車場です。
こちらは、クーフリンが女王メイヴが送った刺客たちと壮絶な戦いを繰り返したのち、最後の死を遂げたとされるクーフリンの石。
ここの場所も非常にわかりづらく、ダブリンから車で約1時間、北のダンドークという街。R171沿いの農場にそびえています。
最後の戦いで、槍が体に刺さったクーフリンは、自分のはらわたを湖の水で洗い元に納めると立ったままで死にたいと、その石柱にベルトで自分の体を縛り付けました。戦いの神モリグーが彼の方にとまり、最後のため息がつかれると、その石柱にはひびが入ったといわれています。
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