ブッシュミルズ蒸留所
1608年にジェームス1世により認定を受けた世界で最古のウィスキー蒸留所。(蒸留は1490年から行われていました)
約40分の見学ツアーでは、ブッシュミルズ・ウィスキーの製造工場内を専用ガイドさんとともに回ります。
残念ながらツアー中の写真撮影は禁止ですが、実際に目の前で作っている過程とガイドさんの説明で強いインパクトが脳裏に焼き付いていきます。
そして何と言ってもすばらしいのは、香りと熱。
そこで作っているので当然なのですが、駐車場から建物へ向かう途中から漂ってくる麦の香り。
ポットスチルが並ぶ蒸留スペースでの熱。
ああ~ここでウィスキーが作られているんだなぁ~という感動。
ツアー後半では、ブッシュミルズが製造・販売しているウィスキーの味の違いを細かく説明・表現してくれて、その後は試飲タイムになります。
① オリジナル5年
② ブラックブッシュ8年
③ 10年
④ 12年
の中から自分で選ぶことができます。他にもウィスキーのカクテルやもちろんソフトドリンクも用意してありますので、お酒が苦手な方もご心配なく。
お土産コーナーでオススメなのはここでしか買うことができない12年ものでしょう。
ボトルもしくはラベルにお名前を入れたり、「Happy Birthday」などの言葉も入れることができるので、ここを訪れた記念のみならず、大事な方へのメッセージ付きのプレゼントになること間違いなし。(私も大事な人へ名前入りの12年を購入しました。ん?ウィスキー飲むかなぁ??ははは)
ただ、そこから配達はできませんので、購入後は自分で持って帰るようになりますのでご注意ください。
各樽に入って時間を静かに過ごしていくウィスキー達。
時間が経つにつれ、色も濃くなり、量も少しづつ減っていきます。このことを天使が飲みに来ているために減っているAngel Share(天使の分け前)と表現します。
アイリッシュ・ウィスキーとよばれるには最低でも3年アイルランドで熟成されなければなりません。
ここブッシュミルズは最低でも5年の熟成が必要。
アイルランドの地で育まれた素材と、その地の気候・気温の中で熟成したウィスキー。
あるテレビ番組である方がおっしゃっていました。
「ウィスキーは時間を飲む飲み物なんです」と