道の先・・・
伝説の巨人フィン・マックールが造ったとも言われる北アイルランドの世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイ 巨人の道。
想像力を刺激される圧倒的なパノラマ。
海に延びる6角形の巨人の道は、スコットランドの巨人ベナンドナーとの対決に臨むために作ったもの。ベナンドナーのあまりの大きさに戦う前に引き返してきたフィン・マックール。追いかけてきたベナンドナーに機転を利かせた妻のウナは夫のマックールは留守だけど、私たちの赤ちゃんを見て下さいと赤ちゃんに変装したマックールを見せました。赤ちゃんでここまで大きいのだったら父親のマックールはさぞ大きいのだろうと驚いたベナンドナーは慌ててスコットランドに引き返したそうです。
今も海岸線に残る巨人の靴のサイズは2m70cm。スコットランドから慌てて逃げかえってきたマックールが脱ぎ捨ててしまいました。そこから計算するとマックールの身長は16mくらいだったそうです。
その他にも海岸線には、息子のオシンとの夕食に間に合うように帰らなければならなかったマックールが乗ってきたとされるラクダや口うるさいがために石にされてしまったというマックールのおばあさん、音楽好きなマックールがオシンのために造ったオルガンなどなど、魅力溢れる風景が広がっています。
巨人のオルガンの少し手前からThe Shepherd’s Steps(羊飼いの階段)を登ったトレイルからの石の道。
巨人のオルガンを通り過ぎてもう少し歩いたところにある石柱群。状況によっては落石の危険もあるので通行できない場合もあるようです。
- 関連記事
-
-
ブッシュミルズ蒸留所
-
道の先・・・
-
北アイルランド平和の架け橋:ピース・ブリッジ
-
スポンサーサイト