日本とアイルランドをつなぐラフカディオ・ハーン(小泉八雲)
みなさま、こんにちは!
9月も下旬に入り、アイルランドも段々寒い日が多くなってきました。
気温が下がる夜など、関東の11月並みくらい寒くなることも。
結果、軽い風邪をひき込んでしまいました。なんとか薬で良くなりましたが、日本の皆様も風邪にはご注意ください。
先日、なぜか当社の休憩室で島根土産のラフカディオ珈琲を見つけました。
スタッフの誰かが持ってきたものでしょうか。怪談を執筆したことで有名な小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は松江に住んでいたことがあるため、松江の土産ものに使われているようです。
この小泉八雲、実はアイルランドゆかりの人物ということをご存知でしょうか。
(wikipediaより)
ラフカディオ・ハーンは1850年、アイルランド人の父とギリシャ人の母のもとに生まれ、アイルランドのダブリンやアメリカで暮らした後、1890年に日本にやってきました。
日本各地の怪談を収集して独自の解釈を加え、「ろくろ首」「雪女」など、今では定番の怪談を世に発表。その後日本に帰化し、小泉八雲という日本名を名乗りました。
小泉八雲が外国出身ということを知らなかった方もいるのではないでしょうか。
私も最近まで「小泉八雲は日本の小説家で、ラフカディオ・ハーンは海外向けのペンネーム」という変な思い込みをしていました...
実はラフカディオ・ハーンの方がもともとの名前で、小泉八雲は帰化した際につけた日本名なのですね😮
日本をこよなく愛した小泉八雲は松江で出会った日本人女性「セツ」と結婚し、後年4人の子どもに恵まれました。
アイルランドのウォーターフォードからほど近いトラモアという街には、ラフカディオ・ハーンを記念した日本庭園があります。
小泉八雲のひ孫である小泉凡氏が2012年にトラモアを訪れたことをきっかけに、2017年に完成しました。
ウォーターフォードを訪れる方は、是非この美しい日本庭園に足を延ばして日本とアイルランドの縁の深さを感じてみてください。

Tramore House, Pond Rd, Tramore East, Tramore, Co. Waterford
年中無休
11.00am – 5.00pm
入場料:大人€5/小人€2
※2019年9月現在の情報です。
最新情報は公式サイトをご確認ください。
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