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アイリッシュ通信☘

〜ダブリン在住スタッフよりお届けする、アイルランド旅行&生活情報〜
アイルランドのゴルフ おまけ 2021.08.27
アイルランドのゴルフ その③ 2021.08.26
アイルランドのゴルフ その② 2021.08.26
アイルランドのゴルフ 2021.08.26
ダブリンから日帰りで行ける場所⓺: Tayto Park 2021.08.03

タイタニック号

当時世界最大級の豪華客船タイタニック号は北アイルランドのベルファストで建造されたことを皆さんご存知ですか?

イギリスのホワイト・スター・ライン社が北大西洋航路用に計画した、3隻のオリンピック級客船の2番船で姉妹船にはオリンピック号とブリタニック号があります。

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1912年4月10日
タイタニック号はイギリスのサウサンプトンから処女航海に出航。
その後、シェルブール(フランス)に寄港、最後にコーヴ(アイルランド)に寄港してニューヨークへ向かう途中の4月14日、氷山に衝突し2時間40分後の翌4月15日2時20分に沈没。当時世界最悪の海難事故でした。

1900年代当時、北大西洋航路では「ブルーリボン賞」と言われるスピード競争があったそうですが、ホワイト・スター・ライン社はそこにはあまり関心を示さずに、それよりもゆったりとした快適な旅を売り物にした会社でした。タイタニック号もスピードよりも設備の豪華さに重点を置き設計され、また当時としては安全対策にも力の入れられた不沈船が売りでした。それにも関わらず…

この悲劇は1997年に公開になったジェームズ・キャメロン監督・脚本による映画タイタニックでも有名ですよね。物語はタイタニック号沈没の史実と2人の悲恋を交えてのラブロマンス大作。既にご覧になったことがある方は、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も思い出して聞こえてきそうですよね。
その中でアイリッシュ役の青年レオナルド・ディカプリオが上流階級の娘役のケイト・ウィンスレットとアイリッシュダンスを踊る場面が描かれています。
アイルランドにあるパブやレストランなどでも、観客の中から数名のボランティアを募りそのシーンを再現するという時間があります。一度、ダンサーの方が見本を見せた後に、その方と一緒に踊るので何の心配も要りません。
もし、そのような機会がありましたら本場のアイルランドの舞台で、アイリッシュダンスを踊る絶好のチャンスですので、チャレンジしてみて下さい。

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ベルファストにある当時の造船や船内の様子、また事故そして沈没した船体など全てを凝縮して展示しているTitanic Belfast

弊社ジャパン・アイルランド・トラベルでは、ベルファスト&タイタニック博物館日帰りツアーも取り扱っております。
また、ジャイアンツコーズウェイなども訪れるプライベートツアーもアレンジ可能ですのでお気軽にお問合せください。

あのスポットライトが忘れられないTOMOでした。

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BGMは・・・

やっと、やっといつかは行ってみたかった場所の一つに今回行くことができました。
心残りは、車を運転していたため、ギネスビールが飲めなかったこと。
次回は、是非飲んでゆっくりしたいと思います。

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Leo’s Tavern(レオズ タヴァン)
ドニゴールのクローリーという街にある、歌手のエンヤさんのお父さんのパブ。
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初めて、その音楽に触れたのは、私が高校生くらいのときでしょうか。
兄が聞いていたものが、それとなく耳に入ってきて好きになりました。その頃なんて、友達と遊びに行くとしたらカラオケボックスが第一候補の時代。みんなの前で披露するために、歌える歌を探すのに夢中だったころです。
洋楽、それもエンヤさんの歌は歌うリストには入っていませんでした。もちろん(笑)
というより、聞くというよりも感じるもの。今も昔も癒されています。

ある日本のテレビ番組で、おっしゃっていたことが凄すぎて、鳥肌が立ちます。
ウィックロー山脈などに良く出かけるそうですが、そこで膨らんだ曲のイメージを、スタジオに持って帰って、あとはその曲たちが、発展していくのを見守るだけだそうです。
毎回、ウィックローツアーに出かけると、自然の山並みを見ながらその言葉を思い出します。
ウィックロー アイルランドの庭ツアー弊社、ツアー催行しております。

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エンヤさんのご兄弟バートレーさんがお出迎えしてくれました!!ありがとうございます。

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レオズ・タヴァン TシャツGetです。あまり在庫ないようだったので、お見逃しなく!!


まだまだ、大好きなエンヤさんについては、語りたいのは山々ですが、今回はこの辺で・・・。


ジャパン・アイルランド・トラベル エンヤ大好きTOMOでした。

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クーフリンの壁画

ケルト神話に登場する半神半人の英雄クーフリン(Cú Chulainn クーホリン、クーカランなどとも呼ばれる場合も)
ダブリンのGPO(中央郵便局)には、その銅像があるのは有名なのですが、その他にもダブリンにはクーフリンに関係する物語を描いたモザイク画があります。

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名前の由来にもなった猛犬との戦いのシーン(クーフリンとはフリンの猛犬という意味)、
クーリーの牛争い、盟友フェルディアとの死闘、最後の死を遂げた様子、そしてコナートの女王メイヴなどが描かれています。
この場所はトニリティ大学にも近いのですが、大通りよりから目立たないところにあるため中々気づきにくい場所。駐車場の敷地に描かれているため車が止まっていると写真も撮りづらい場所です。(今回はうまく車を入れないように撮っているためのアングル)

場所はダブリンのナッソーストリートにあるキルケニーというお土産物屋さんの隣の駐車場です。



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こちらは、クーフリンが女王メイヴが送った刺客たちと壮絶な戦いを繰り返したのち、最後の死を遂げたとされるクーフリンの石。

ここの場所も非常にわかりづらく、ダブリンから車で約1時間、北のダンドークという街。R171沿いの農場にそびえています。
最後の戦いで、槍が体に刺さったクーフリンは、自分のはらわたを湖の水で洗い元に納めると立ったままで死にたいと、その石柱にベルトで自分の体を縛り付けました。戦いの神モリグーが彼の方にとまり、最後のため息がつかれると、その石柱にはひびが入ったといわれています。

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ブッシュミルズ蒸留所

1608年にジェームス1世により認定を受けた世界で最古のウィスキー蒸留所。(蒸留は1490年から行われていました)
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約40分の見学ツアーでは、ブッシュミルズ・ウィスキーの製造工場内を専用ガイドさんとともに回ります。
残念ながらツアー中の写真撮影は禁止ですが、実際に目の前で作っている過程とガイドさんの説明で強いインパクトが脳裏に焼き付いていきます。
そして何と言ってもすばらしいのは、香りと熱。
そこで作っているので当然なのですが、駐車場から建物へ向かう途中から漂ってくる麦の香り。
ポットスチルが並ぶ蒸留スペースでの熱。
ああ~ここでウィスキーが作られているんだなぁ~という感動。

ツアー後半では、ブッシュミルズが製造・販売しているウィスキーの味の違いを細かく説明・表現してくれて、その後は試飲タイムになります。
① オリジナル5年
② ブラックブッシュ8年
③ 10年
④ 12年
の中から自分で選ぶことができます。他にもウィスキーのカクテルやもちろんソフトドリンクも用意してありますので、お酒が苦手な方もご心配なく。

お土産コーナーでオススメなのはここでしか買うことができない12年ものでしょう。
ボトルもしくはラベルにお名前を入れたり、「Happy Birthday」などの言葉も入れることができるので、ここを訪れた記念のみならず、大事な方へのメッセージ付きのプレゼントになること間違いなし。(私も大事な人へ名前入りの12年を購入しました。ん?ウィスキー飲むかなぁ??ははは)
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ただ、そこから配達はできませんので、購入後は自分で持って帰るようになりますのでご注意ください。
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各樽に入って時間を静かに過ごしていくウィスキー達。
時間が経つにつれ、色も濃くなり、量も少しづつ減っていきます。このことを天使が飲みに来ているために減っているAngel Share(天使の分け前)と表現します。

アイリッシュ・ウィスキーとよばれるには最低でも3年アイルランドで熟成されなければなりません。
ここブッシュミルズは最低でも5年の熟成が必要。
アイルランドの地で育まれた素材と、その地の気候・気温の中で熟成したウィスキー。

あるテレビ番組である方がおっしゃっていました。

「ウィスキーは時間を飲む飲み物なんです」と

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道の先・・・

伝説の巨人フィン・マックールが造ったとも言われる北アイルランドの世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイ 巨人の道。

想像力を刺激される圧倒的なパノラマ。

海に延びる6角形の巨人の道は、スコットランドの巨人ベナンドナーとの対決に臨むために作ったもの。ベナンドナーのあまりの大きさに戦う前に引き返してきたフィン・マックール。追いかけてきたベナンドナーに機転を利かせた妻のウナは夫のマックールは留守だけど、私たちの赤ちゃんを見て下さいと赤ちゃんに変装したマックールを見せました。赤ちゃんでここまで大きいのだったら父親のマックールはさぞ大きいのだろうと驚いたベナンドナーは慌ててスコットランドに引き返したそうです。
今も海岸線に残る巨人の靴のサイズは2m70cm。スコットランドから慌てて逃げかえってきたマックールが脱ぎ捨ててしまいました。そこから計算するとマックールの身長は16mくらいだったそうです。

その他にも海岸線には、息子のオシンとの夕食に間に合うように帰らなければならなかったマックールが乗ってきたとされるラクダや口うるさいがために石にされてしまったというマックールのおばあさん、音楽好きなマックールがオシンのために造ったオルガンなどなど、魅力溢れる風景が広がっています。

巨人のオルガンの少し手前からThe Shepherd’s Steps(羊飼いの階段)を登ったトレイルからの石の道。
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巨人のオルガンを通り過ぎてもう少し歩いたところにある石柱群。状況によっては落石の危険もあるので通行できない場合もあるようです。
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