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アイリッシュ通信☘

〜ダブリン在住スタッフよりお届けする、アイルランド旅行&生活情報〜
アイルランドのゴルフ おまけ 2021.08.27
アイルランドのゴルフ その③ 2021.08.26
アイルランドのゴルフ その② 2021.08.26
アイルランドのゴルフ 2021.08.26
ダブリンから日帰りで行ける場所⓺: Tayto Park 2021.08.03

ゲーム・オブ・スローンズツアー

ゲーム オブ スローズ ツアーに参加してきました。

正直、このシリーズはまだシーズン1の途中までしか見ていませんでした。
北アイルランドでも撮影が行われていることで注目はしていましたし、中世を舞台にしてはいないものの、それらしき時代背景など、大好きな分野ではあるものの、一度ハマってしまうと抑えが効かない自分をよく知っているがための自分なりの配慮。

でも、我慢できずにツアーに参加してしまいました(笑)

どんなツアーなんだろう・・・不安と期待を胸いっぱいに集合場所へ行ってみると、早速、見事なクロークを身にまとったガイドのエナさんが迎えてくれました。これが本当に良く似合っていて、しかもその下には、軽装の防具を纏っていました。
こういうの大好きです!!

38名の参加で満席状態のバスの中では、シリーズの裏側を描いたドキュメンタリーや、撮影場所につく前には、そのシーンを流してくれて、高まったテンションを更に上げてくれます。

途中、ゲーム オブ スローンの4択式10問クイズも車中にて開催。見事、全問的中のカロリーナさんは、女王様としてツアー中崇められました(笑)ちなみに私は5問的中。
中には、全問不正解の参加者も。
でも、そこはさすが、ガイドのエナさん。「そんなあなたは今日、ゲーム オブ スローンズの魅力をたっぷりと知るチャンスよ!!」と盛り上げてくれました。

多くの参加者の皆さんが、人気のあるセリフはもちろん覚えていて、各撮影シーンで声を合わせて演じておりました。

まず、最初に到着した Tollymore Forest Parkでそれぞれにクロークが渡されます。
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装着の仕方もエナさんが丁寧に教えてくれます。

さあ、ますます作品の中に入り込んでいきます。天気にも恵まれて、清々しい公園内の森の中を進んでいきます。
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各撮影ポイントで、映像や写真を見せながら裏話なんかも教えてくれました。
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あるシーンでは、雪の状態を作り出すのに、6週間の準備をして、撮影日数は3日だったそうです。


この日は天気も良かったし、土曜日ということもあり、たくさんの家族連れの方たちが、公園内をお散歩していました。小さい子供たちは、クロークに包まれた30名を越える大人たちに目をまん丸くして興味津々。同じくお散歩中のワンちゃんには、怪しまれて吠えられること数回(笑) その度に参加者からも笑いがこぼれました。

そんな参加者の方々に話を聞く機会がありました、ハンガリーからこのツアーをメインにやってきた方、ご夫婦でいらしたアイルランドの方は奥様の希望でご参加、他にもロゴの入ったTシャツを着て参加の方がいたりとそれぞれ楽しんでいらっしゃいました。
学会でダブリンへいらっしゃった方に、まだ少ししか見ていないと話すと、羨ましいわ~の第一声。これからまだ見ていないシリーズを楽しむことができるじゃない。
この方相当のファンだそうで、何度も何度も繰り返し見ているそうです。まだ見ていないシリーズがあるなんていいわね~と本気で羨ましがっていました。



さて、昼食は Lobster Pot(Strangford)にて
店内は当シリーズのBGMも流れ、衣装や王妃の冠も飾られ食事中もひと時も忘れません。ビールのパイントもワイングラスも装飾が施されていたのが、良かった。
目の前の広場では、ダイアウルフ役として作品にも登場しているイヌイットドッグと記念撮影
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写真は、ガイドのエナさん

続いて向かったのはCastle ward estate
ストラングフォード湖畔のこの敷地内では、Winterfellの多くのシーンが撮影されました。
15世紀の小さなお城や湖の向こうに見える景色などなど、CGを使いながら本編では活用されています。
ここでも、本編の写真を織り交ぜながらの解説で、見ただけではわからない撮影ポイントなど説明してくれました。
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エナさんの役者のお友達は、その日は最悪の天候だったそうで、ちらつく雪が雨に変わり、極寒の中での撮影。
そのシーンで映っていた雪は本物で、演者たちも寒さに耐えながら自然と臨場感も出たそうで、監督は大満足だったそうです。

最後の訪問地Inch Abbeyでは、剣や斧、楯などが手渡されて、ここにきて更にテンションMAXです(笑)午前中のクイズで全問正解のカロリーナさんには王の剣が渡されました。
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本当にあっという間の一日で、本当に大好きなファンから、見始めたばかりのファン、まだ見たことがない方でも楽しめるツアーです。
北アイルランドのまた一つ別の魅力を感じることができた一日でした。

まだまだ私には見ていないシリーズが残っていてくれるので、これから観るのが楽しみです。

参加者の皆さんで撮った写真は弊社インスタグラムに掲載しておりますので、併せてご覧ください。
https://www.instagram.com/japanirelandtravel/

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旅の目的 ~続き

前回の続き・・・


さてさて、これは本当に困ったぞ!
ここは一先ず、置いといて(笑)
一度ここを離れて視点を変えてみようということになりました。探しものとか落し物とか見つけるときも、数日後に出てきたとか、第三者が見つけるもの。

もしかしたら、今日はその日ではないのかな?別の日に出直して来いってことなのかな?とも少し考えながら、周辺のマックロス・ハウス Muckross Houseやロス城 Ross castle を散策。キラーニー市内のインフォメーション・センターで聞いてみることにしました。
途中、立ち寄ったガソリンスタンドでも聞いて見ましたが、有力情報は得られず・・・。
さらに、頼みの綱のインフォメーションセンターはやっておらず(まぁ年末だったので、仕方ない)

一から集めた情報を洗い直す事にしました。この時既に14:00
やはり情報として一番多かったのは、レディース・ビュー・・・・ん?待てよ。そう言えばそのビューの反対側はカフェか何かの工事中だったぞ。そこが怪しい。
どこから来るかわからない自信を胸に、周遊路を引き返さずに1周しながら向かいました。
今日これまでの苦労は何のその、全てを忘れさせてくれるワイルド・アトランティックウェイの豪快な景色に没頭しながらのドライブ。

とっくに陽の暮れた山道を走ること19:00
本日、何度目かのレディース・ビューへ戻ってきました。車を降りると、何も見えない暗闇から羊の声でびっくり。
そして、誰もいない工事中のカフェに行ってみると。
ありました!!といっても、“その標識があったであろう場所”をついに発見しました。
場所を突き止めた嬉しさと、結局は本物が見れなかった寂しさと、そして疲労度と何とも言えない気持ちになりましたが、ただそれも一瞬のこと。

夜空を見上げると、そこには満天の星空が広がっていました。
久しぶりに見上げる夜空。こんなにも近くて、こんなにも星たちって凝縮されているんだっけ。
あまり星座に詳しくないので、オリオン座くらいしかわかりませんが、そこにある無数の星たちは、手を伸ばせば届きそうなくらいの距離で、ちょっと指先で触れたら揺れて全部落ちてきそうなくらい身近に感じました。
そう、ここケリー周遊路があるアイヴェラ半島は夜空の保護活動を評価する『国際ダークスカイ協会』の認定する金賞を受けた3つの星空のうちの1つなのです。

もしかしたら、レプリコーンは、その標識よりもこの星空を自分に見せたかったのかもしれません。

ありがとう。

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ちなみに、標識があったであろう場所。2016年12月末現在はこんな感じ。
通行の際は、レプリコーンの横断にご注意下さい!!


後日、一人のアイリッシュの友達にそのことを話してみました。
そのケリーにある標識のことは知ってはいたものの、実際に見たことはなかったとの返事。
他にある場所知ってる?と尋ねると、「あなたがレプリコーンを信じている限り、その標識もどこにでもあるよ!」
とのこと・・・・

ケリー周遊路の標識の復活を待つと共に、他の場所の捜索も続けて行こうと思います。
捜査状況は、当ブログにて報告していきます。

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旅の目的

旅行の目的って人それぞれですよね。
アイルランドで言うならば、ケルト文化、神話、音楽、石の文化、妖精、気が遠くなるような月日が残した大自然、ギネスビール、ウィスキーなどなど。
私がアイルランドにやってきた目的ももちろんあって・・・まぁこれはまた別の機会としましょうかね(笑)

今日の旅の目的は“ある標識”を探すこと!!

朝8:30にTralee トラリーの宿を出発し、目指すはケリー周遊路 Ring of Kerryです。
旅の目的なんて大きく出ておきながら、あまり下調べはせずに、そこにあるらしい・・・くらいで車を走らせてしまいました。
9:00過ぎには周遊路に入り、ダンロー渓谷やアイルランドで一番高い山キャラントゥール Carrauntoohilに心を奪われながらも軽快に道を進めていました。
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ダンロー渓谷

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そして、“そこ”の周辺に近づくにつれ、見逃さないように細心の注意を払いながら運転していきます。
自分の右側に出てくるのか?はたまた左側なのか?情報では、観光地化していていつも車が止まっているからすぐ見つかるなんてものも。ドキドキしながら、そこの場所、レディース・ビゥーへと辿り着きました。
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眼前に広がる壮大で息を飲むような美しい景色もそこそこに、ここからが勝負です。
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何故なら、そのある標識はこの周辺で目撃されているからです。
大分引っ張ていますが、もうお気づきの方もいるかもしれません。
それは、レプリコーン・クロッシング(妖精の横断に注意)という道路標識のことです。
アイルランドには、現在も妖精が住んでいると言われており、何を隠そう私もその存在を信じて疑わない一人なのです。
その代表的な妖精が靴の修理職人であるレプリコーンです。他にももうすでに靴作りをやめてしまい、飲んだくれてばかりいるクルラホーンなどがいるそうです。そして、その標識がある、なんてメルヘンチックなんでしょう。

そうです。そのリプリコーン・クロッシングを見つけることが今日のミッションなのです。

さて、話は戻って、すでにレディース・ビューから15分近く進んできましたが、それらしきものは見つかりません。
困った時は、聞いてみようにも、なかなか地元の人らしき人はおらず、ドライブコースでもあるため、ロードバイクでサイクリング・・・というよりもトレーニングしている人たちがたくさん。さすがにそれを止めてまで尋ねるのは気が引ける。更に注意しながら車を走らせていると、何やら車がたくさん停車しているポイントへ。もしやここかと思いながらも地元の人らしき人へ声をかけてみる。

そこで得た情報は、「見たことはないけど、聞いたことはある。レディース・ビューのところにある。」
「かつてはあったらしいけど、今はないらしいよ」「いやいや今もまだあるわよ」
「妖精は存在しないよ」などなど。
やっぱりレディース・ビューがポイントで、今いる場所から戻るような形で左側に出てくるらしい。
これで絶対に見つかると自信に満ち溢れながら来た道を戻っていく。
今度は左側だけを注意しながら進んでいくもみつからないまま、レディース・ビューを通過。いやいやこの先だったのかなと思いながら足取りならぬ、車取りも重くなっていく。

時刻はすでに12:00を回っていた。
今日の計画では、午前中のうちには、標識を発見し、その後国立公園内を散策。一度キラーニー市内に入ってから周遊路を1周するというもの。
その後も何度か、行ったり来たりしながらもお目当てのものは見つからず・・・。
これはレプリコーンのいたずらにあっているなと真剣に思い始める。

そう、アイルランドでは何故かわからない原因で起こったことは、レプリコーンの仕業と言われているのだ。

続く

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始まりはいつも

当ブログにて、クリスマスや年末年始の公共交通機関のご利用にご注意下さいと自分で書きつつも、終了しているバスを40分を待ってしまうニューイヤーイヴ。
友人を1時間近く待たせてしまいました(本当にごめんなさい)

日が暮れてから降り出した雨。自転車で市内へ行くつもりだったので、完全にバスの終了時間を把握しておらず・・・。バス停にて雨の中、今か今かと待っておりました。他にも待っている人が、結構いたので来ると信じてしまいました。
結局、自転車にて市内へ。何とか、0時を回る前には友人と合流して、「年越しそば」ならぬ、「年越しギネス」に間に合いました。
そんなときもあります。来年は気を付けよう。(何事もポジティヴに!)

そして今年も、ダブリン・クライスト・チャーチ大聖堂にて19個のベルを聞きながら新年を迎えました。
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雨はまだ降り続いていましたが、あちこちから聞こえる「Happy New Year」の歓声。
集まったたくさんの人たちの笑顔。
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去年もここで新年を迎えたなぁとかしみじみ感慨に浸りながら15分間鳴り続ける鐘の音は、何とも心の落ち着く新年のスタートにさせてくれました。


さぁ2018年は、どこで迎えるか???まだまだ考えるのは早いですね(笑)
でも、3年連続?恒例となりつつある、ここクライスト・チャーチ大聖堂か?はたまた、初日の出を見にどこかの山や丘に・・・というのも面白そうです。
果たして、どこで迎えることになるのか!乞うご期待!!


早速、新年初ギネスを近くのパブにて頂きました。
ギネスで終わり、ギネスで始まる。
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こちらは2017年初ギネスビール

なんて幸せなんでしょう。2017年も頑張るぞ!


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Happy New Year 2017

新年明けましておめでとうございます。
2017年 本年もよろしくお願い致します。


アイルランドの素晴らしい魅力をお伝えし、もっともっとアイルランドの事を知っていただけるように。
そして、素晴らしい旅の思い出作りをサポートできるように、スタッフ一同今年も邁進してまいります。
皆様のお越しをお待ちしております。


さてさて、こちらアイルランドはまだ2016年におります。あと9時間で新しい年を迎えます。

クリスマスに家族とゆっくりと過ごすアイルランドでも、大晦日から新年を迎えるにあたっては、外出してお友達と過ごす方も多いようです。日本では、クリスマスをお友達と、新年はお家で家族と過ごすという場合が多いようですよね。
ダブリンでは、色鮮やかにライトアップされたトリニティ・カレッジ正門前での年越しライブコンサートやパレードなどたくさんのイベントが模様されます。
        
中でも注目は、世界最多のベル保有数19個を誇るダブリン、クライストチャーチ大聖堂。
新年をその美しい音色とともに迎えようと多くの方が、押し寄せます。実は、私も2016年はその19個のベルが奏でる何とも言い表しようのないハーモニーと共に迎えることができました。
当夜は教会の通りも歩行者天国となり、日付が変わった際には、周りにいる人たちみんなにハグをしながら「ハッピーニューイヤー!」と挨拶を交わします。
もちろん日本とは違ったものですが、喜びをみんなで分かち合う、とても嬉しい気持ちになった新年の幕開けでした。
今年は、どこで年越しを過ごそうかな??

Christ chuch1

Christ church 2
ダブリン クライスト教会内


第一候補は今年もやっぱりクライストチャーチ大聖堂の鐘の音と共にでしょうか!!




皆様、良い年始をお迎えください。

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