酪農王国アイルランドでオーガニックビーフを食べよう!
アイルランドは酪農王国です。
スーパーに行くと、野菜は雑貨は比較的高いのに、圧倒的に安いのがお肉や乳製品です。お肉類は魚類よりもよっぽど安いです。そして、乳製品やお肉は安いですがおいしいです。これは大量生産の大規模農場ではなくて、伝統的な昔ながらの農場が圧倒的に多いからかな。ローカルなお肉や乳製品が手に入るのです。この国ではお肉や乳製品の消費量も多いです。チーズ、ミルク、バターは味がおいしいです。北海道と同じサイズで同じような緯度のこの国。きっと北海道産の乳製品のようなおいしいものを毎日家庭で食べているのですね。島国でありながら、こちらの人は魚よりお肉を食べます。
私は肉はあまり食べないのですが...アイルランドで美味しいと有名な牛肉を是非食べてみたいと思い、街の精肉店で150グラムくらいのサーロインを買ってステーキを作ることにしました。2.7ユーロでした。ちなみに、ダブリンでこのステーキのメインコースを食べると20ユーロはします。
ちなみに、アイルランドはこの牛肉を熟成させて食べる方法がオツです。『28日間熟成牛肉ステーキ』といったメニューを良く目にしました。熟成させた方がフレーバーが良くなるそうです。ワインみたいですね。そして、アイリッシュ・シチューという有名な煮込み料理は通常ラム(このラムも臭みが全然なくて美味しいのです!)を使うのですが、このシチューで牛肉を使ったものはあのギネスビールを入れて煮込むのが伝統的なようです。この国は何にでもギネスを入れるような気がします。。。
狂牛病とかウシ海綿状脳症(BSE)とかがヨーロッパで一時流行って日本はずっとイギリスやアイルランド産の牛肉の輸入を禁止していたようですが、最近解禁されました。あまり詳しくはわかりませんが、感覚で言うと、アイルランドは小さい国で豊かで素朴な田舎です。だから、この国でローカルで生産されているものは悪いものはないようなきがします。大量生産のために大規模農場で動物をひどい環境で飼育する、そういった環境で育ったお肉がおいしい訳がありません。アイルランドは違います。人口約450万人のこの国に、羊は800万頭。国全体を養うのに大量生産しなくてもすむのです。珍しい黒羊発見!
牛ものびのび
ファンキー羊
さあ、精肉屋の親切なおばちゃんに教わったように、おいしさが中に閉じ込められるように、表面だけ焼いて、レアステーキを作ってみました。ステーキ自分で焼いたの、初めてかも知れません!素敵なサラダや野菜のソテーを添えて、20ユーロのプレートができあがりました。なんと、久しぶりにおいしいステーキをたべました!最近高山で飛騨牛をたべましたが、なんかそれよりもおいしかった気がする。まるでアイルランド人のように「しゃれてないけど、自然で素朴で噛めば噛むほど味がある。」そんなステーキの味でした。
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